日記

An e-mail from MAD

震災の次の日、ニューヨークの美術館 Museum of arts and design からeメールが来ました。10月の展示に出展して欲しいとのこと。何百ものジュエリーアーティストの中から世界の55人に選ばれました。ということでした。
なんだか凄いと思いましたが、地震のパニックでそれどころではなく、めちゃくちゃの英語で、とりあえず今、日本はこんな状況にあって、とても辛いけれども、是非参加します。というようなメールを返しました。
今さっき、正式というか、きちんとした概要が美術館長から送られて来て、様々な提出物、用意するものなど、色々届き、ああ。本当に。憧れの美術館で展示するんだなあ。。。と思いました。MAD(Museum of Arts and design)は、コンテンポラリージュエリーのコレクションがとても多く、いつかそのうちの一つに選んでもらうことは私の夢のうちの一つでした。なんだか、不思議です。ギャラリーのオーナーが何度もMADのコレクションにどうかしらと私の作品を売り込んでくれてたのですが、全然見向きもしてくれなかった美術館長から直々メールを頂くなんて。。。
しかも、震災へのねぎらいから始まるとても暖かいメールでした。不思議です。

というわけで、今年は10月はNYに行きます。3年ぶりのニューヨーク。
その後11月はボストンのモビリアギャラリーで個展なので、そのままボストンに行きます。
どうなることやら。。。忙しくなりそうです。

とりあえずは目の前の、神楽坂での展示、青山での親子展、銀座の松屋。怒濤の5月を乗り切らないと。
一昨日、神楽坂の展示に行きましたが、私の作品をコレクトしてくださっている方がいらしてくださいました。とても嬉しかったです。明日も展示会場に行きます。

とても嬉しいです。そしてそれよりも最近は不思議です。
どうして私のことを知っていてくれるの?ありがとう!と思います。
こないだはイタリアのELLE(雑誌の)からメールがありました。不思議です。雑誌に載せたいから、大きいファイルの写真を送ってくれということでした。本当に載るんでしょうか??
世界中の方々から、突然メールが来ます。
イタリアの絵描き、アメリカのデザイナー、韓国の学生、色んな国の色んな人達が私のジュエリーを愛してくださっていて、心から有り難いです。
まさに、「有り難い」です。

ああ。きちんと作っていこう。背筋伸ばしていこう。作りたいものは山ほど。
どれをピックアップして現実に作っていくか。時間と相談していかないといけません。
楽しみです。いろいろ。

Euphoria

このサイトを作ってくれた佐藤昭太くんが在籍するバンド、Euphoria が4枚目のアルバム fluidifyを出しました。

この4thアルバム、なんとweb上で無料で全曲ダウンロード出来るのです!!!
ダウンロードはこちらから↓

Euphoria official website


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以前ブログにも書きましたが、私の大好きなバンドです。ほぼ追っかけのようにライブにも通ってます。

2/5にはアルバム(無料配信)リリースパーティーがあって、やっぱり久々に(と言っても2ヶ月ぶりくらい)行って来ました。
ギター、ベース、ドラムの3ピースバンドで、ほとんどインストゥルメンタルです。
彼らの音楽は本当に真っすぐで、その音色の中に様々な光や、ビジョンが見えて来ます。こういうインストゥルメンタルバンドは数あれど、Euphoriaは別格なのです。

音楽も凄いのですが、音から醸し出されている(音の向こう側にあるものって私は密かに呼んでいるのですが)心というか、エネルギーとか、作り手の生き方だったり、姿勢だったり、がまた素晴らしいです。

なんとも素直で、芯があって、真摯な気持ちにさせてくれるというか。その中で自分が自由になれる音楽です。

こんな漠然とした抽象的な感想しか書けなくて残念です。分かりにくいですね。
なので、是非音楽を聞いてみて下さい!無料なので!
無料でこんなに素敵な音体験が出来てしまうなんて、凄いです。

ところで、この4thアルバム、fluidify というのは、「液体になる」という意味らしいです。

ギターの森川裕之くんから頂いたメールに、とても分かりやすく書かれていたので、ここに引用させてもらいます。

液体になるということ。
voiceページインタビューでもさまざま話していますが、
それらは、だいぶ考えが広がったあとのものたちで。

僕の中で、その概念が生まれた瞬間は、
昨年の手帳に書き綴られていた、

液体とは?
どのような容器にでも入り込む能力を有するもの。

という、文章にありました。

ちょうど、「自分をひらく」大切さなどを
考えていた時期で、
その頃の自分と、液体という概念が、
強くリンクしていたのだと思います。


液体化する。

私は作り手として、それはとても勇気のいることだなあ!と感じていました。
溶けてしまったら、何も残らないんじゃないかという不安がどこかであるから。
どんな容器にも柔軟に入るということは、本当の自由にも似ていて、解放するというのは、ものすごい勇気を伴うから。
無料配信という手段もまた、解放。液体化と繋がっていて、これもまたもの凄く勇気ある行動だと思いました。
本気だから、音楽に対する思いが本物だから、出来るんだなあ。。。尊敬。

4th アルバムは、私はとてもシンプルな強さがあって、その中に実は複雑な音が入っていて、どこも流していない、芯のあるアルバムです。

是非是非、ダウンロードして聴いてみて下さい!!

私はこういう音楽を聴いて、ブワーっと世界に入り込み、その中で見たビジョンを作品にしたりしています。
良い音楽があれば、いくらでも作れるんだな〜。音楽って凄いです。

明けましておめでとうございます!

年賀あさぎ横.jpg

新年のご挨拶が遅れました。

年末から2週間、沖縄を旅して来ました。
去年は3ヶ月に一度のペースでの展示、展示、展示に追われた一年でした。
そのご褒美に思い切って2週間の旅。
最初の1週間は友達と、残りの1週間は一人で。

すっかり満喫して、空っぽになって帰って来ました。

本当は色々これからのことや、制作のことも考えに、沖縄に行くんだと思って行ったのですが、いざ着いてみたら、あまりの空気の綺麗さ、海の美しさ、自然の素晴らしさ、言葉で表すと大したことなくなりますが、そういう全てのことがあまりにも完璧に素晴らしすぎて、なーんにもいらなくなりました。
だから、なーんにも考えず、ただただ、そこに"いる"ことを感じていました。

一人になったら、色々文章を書くんだろうと思って持って行ったノートは全然使いませんでした。

一日中海を見て、泳ぐでもなく、何もせず、なのに時間がどんどん過ぎる不思議な時空にいました。
自転車で、あてもなくサトウキビ畑をこいでたり、限りなく水平線の空と大地2分割の世界の中で、自然と笑顔が止まらない満たされた気持ちの中にいました。

夜真っ暗な農道に根っころがって、カエルや虫の鳴き声の中で降るような星を見ました。

真っ暗でも、西表のジャングルの中でも、一人でも何一つ怖さはなくて、何かに包まれている、誰かがそっと見守ってくれている、そんな優しさの中にいました。

できることなら、あの素晴らしい夕陽や、星や海や、風や気温、匂いなんかを誰かと共有出来たらもっと素晴らしかったかもしれないけれども、でも多分一人で感じることが大切だったのかもしれません。

絵を描こうと持っていったスケッチブックは少し使いました。

絵を描こうと思ったのは、素敵な絵を描こうっていうわけではなくて、「よく見る」ためにです。
何かを見て面白いと思った時に、写真を撮って済ませてしまうのが殆どなのですが、その時に立ち止まって少し時間をかけて絵を描いていると、じっくりと観察できて、もっときちんと「見る」「感じる」ことができるからです。

それはパリに行った時に気がついて、それ以来の一人旅だったのでスケッチブックを持って行ったのですが、そんな風に「じっくり観察する」ことなんて、沖縄では何にも重要なことのようには思えませんでした。

それよりも、自然の美しさと一体化して過ごす、「知覚する」ってこういうことなんだなあ、一緒にいる、それから自然と笑顔になる、そして、ありがとうっていう気持ちになる。

それだけでいい。と思いました。

1/5で33歳になったのですが、今年の誕生日は日本最南端の波照間島にいました。
それは少し特別な感じの誕生日でした。
その日のうちに石垣に船で渡って、しけの海を渡り、船酔いしてホテルでぐったりしていたのですが、それでも。

そして、東京に着いて、羽田からモノレールで外のビル群を見た時も、大感動。
自然も都会も両方こんなにも大好きなんだ。と思いました。

からっぽになって帰って来たからこそ、こんなにも全てが新鮮で美しい。

ありがたいことです。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

ゆとり=心と時間

7月のmoments展の報告もしないまま、どんどん月日が経過してしまいました。

「展示どうだった?」の質問に、うーんと何も答えられない日々が続いていたので、ブログでも報告出来なかったのかもしれません。

まず最初に、展示まで、足を運んで下さった皆様方、本当にありがとうございました。

色々な方々とお話することができ、作品を見て頂いて、とても嬉しかったです。

さて、展示には沢山の方々がいらしてくださり、成功だったにもかかわらず、どうして「展示どうだった?」の質問に答えられないのか、なかなか理由が分からなかったのですが、最近になってようやく分かりました。

純粋に、疲れきってしまった!のです。

なんだか自分の中から全て出してしまったような感じで、空っぽになってしまったようでした。

ところが、かなり無理矢理アート展を押し込んでしまったために、次の個展までに全然時間がないし、オーダーは溜まっているし、頭はすっかりジュエリーから離れてしまっているし、気持ちばかりが焦る中、自分自身を調整するのに、本当に時間がかかってしまいました。

ゆっくりmoments展について思い返すゆとりがなかったようです。

最近ようやく気持ちがなだらかになり、秋の個展に向けてせっせとジュエリーを作っています。

「ゆとり」というのは、本当に大切です。

プロになるっていうことは、どれだけ心に「ゆとり」が持てるかなんだろうと思ってしまいます。



少し前にミヒャエル・エンデの「モモ」を読み返しました。

このお話ほど、自分にぴったり来るお話はないんじゃないだろうかと思ってしまうほど、「モモ」が好きです。

心にググっときた箇所を手帳にメモしました。


「時間はあるーそれはいずれにしろ確かだ。」
「でも触ることは出来ない。つかまえられもしない。匂いみたいなものかな?でも時間てちっとも止まってないで動いていく。するとどこからかやってくるに違いない。風みたいなものかしら?
いや、ちがう!そうだ、わかった!一種の音楽なのよーいつでも響いているから人間がとりたてて聞きもしない音楽。でもあたしは時々聞いていたような気がする。とっても静かな音楽よ。」


「あの音楽はとおくから聞こえて来たけど、でもあたしの心の深いところで響き合った。時間っていうのも、やっぱりそういうものかもしれない。」


「光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間をかんじとらないようなときには、その時間はないも同じだ。」



何か少し自分なりに分かりかけているのは、「ゆとり」というのはここに書かれているように、遠くから聞こえてくる音楽が心の奥で響き合っているような状態のことで、心が存分に時間を感じ取っている状態なのではないかしら。という事です。

私は今年の前半、アート作品を作ろうと思い立った時、「心に空間を作る」ということばかり考えていました。
それは、遠くから聞こえてくる音楽、耳には届かないけれども心の深いところにやってくる時間という音楽を、響かせるためでした。

そして、それはやっぱり「ゆとり」ということなんだなあと改めて感じています。

それは、微妙な変化に気がつく事であったり、風の匂いを嗅ぐことであったり、木陰で涼むような穏やかな気持ちを深いところに持つということなんだと思うのです。



それから最近パウロ・コエーリョの「ザーヒル」を読みました。

パウロ・コエーリョは「アルケミスト」を読んでとても好きだったのですが、私はこちらの方がもっと心にグググと来ました。

あまりに面白く、長いのですが一気に読みました。半日、新宿御苑の木陰であぐらをかいたり、芝生に寝転んで読んでいた日もありました。

そこからの一文

「と突然、身廊のど真ん中で、私はとても重要なことにはたと気づくーこのカテドラルは私なのだ。私たちひとりひとりなのだ。私たちは成長し、形を変えていき、正す必要のある弱点にぶつかり、いつも最善の方法を選択するとは限らず、にもかかわらず前へと進み続け、立ち続け、正しくあろうと努め続けるのだが、それは全て、壁を守るためではなく、扉や窓を守るためでもなく、その内部にある空っぽの空間、私たちにとって尊くて大事なものを慈しみ大切にする空間を守るためなのだ。」



この「空間」というのは、まだしばらく私のテーマです。

アート作品は5点出展しましたが、全部この空間についてでした。

そして、多分まだ全然模索途中で、何一つ答えのようなものが見つかっていないのです。

心に激しい感情がある時にも、やっぱり「空間」は失われるような気がします。

とても穏やかな日だまりのような心に「空間」を感じます。

今は不思議と心に空間があって、ゆとりを持てていて、こういう状態で制作を進めたいと思っています。

そして、そんな「ゆとり」を感じることの出来る展示に、10月の個展はなったらいいなあ、と思っている次第です。

偶然の集まり 2

newsには既にUPしたのですが、7/25(土)から8/2(日)まで木工作家の鄙里沙織さんと一緒に、自由が丘のインギャラリーで二人展をします。

鄙里さんとは、予備校時代からの親友です。16歳からお互いを知っていて、大学の時も近くに住んでいて殆ど一緒に生活していたような、何もかも知り合う仲という感じです。

あと10日ほどで搬入なので本当に追い込みなのですが、風邪をひいてしまいました。

今日は朝からベットの中です。

制作するには頭がぼんやりなので、ブログを書くことにしました。(それにも頭がぼんやりですが。。。)

陶と彫金を組み合わせてオブジェを作っています。

シルバーと陶。それって合うの?と聞かれたりしますが、自分でもまだやってみてないので答えは分かりません。


そもそもアート作品を作りたいとぼやきながら、何年も経過していました。

ジュエリーを作り始めて、ジュエリーとして喜んで頂けるようになって、それで良いのだと思わないと。好きなことをやっているのだから。と自分に言い聞かせて来て、もうちょっとジュエリーで世界観を!アート作品を作ってみたいという気持ちはジュエリーからの逃げなんだ、きっと!と頑張っていたのですが。

去年の11月頃、ある出会いがありました。

とあるジュエリーデザイナーの方とお食事に行き、何故かそこで私は初めて自分の本音と向き合うことになってしまったのです。

「ジュエリーを作っていられて心から幸せ!」という言葉に、素直に「私も!」と賛同出来なかったのです。

そして、賛同出来なかった自分にとてもつもなく驚きました。幸せだと思っていたので!

かなりうろたえました。

私は「そうですね」と言うつもりで、「そうですか?」と言っていました。その答えに一番驚いたのは自分自身で。

「あなた、幸せじゃないの?」と驚かれ、更にうろたえました。

「あれ?幸せだと思ってたんだけど。私、幸せじゃないの?」と心の中で疑問が一気に流れ出しました。

泣き出したい気持ちでした。

「私、ジュエリーじゃなくて、純粋にアート作品を作りたいっていうのがあるんです。」と言いました。

それも、そう答えてる自分を上の方から見ているような感覚でした。

「えー!そうなの?」と天井から自分を見ている自分は驚きました。

「じゃあ、どうしてやらないの?」と、その方は言いました。

そこにはどうやら、ものすごく複雑な感情が沢山あって、何を言っても言い訳のようだなと思いました。


その次の日、鄙里さんの展示を見に行きました。

区切りが良いからとギャラリーの近くに一緒にランチに行き、私は昨日の出来事を話しました。

「そんなのあさぎ、簡単だよ。展示がないから作らないんだよ。一緒に展示やろうよ!ジュエリーじゃないあさぎの作品、私も見てみたい!」

と言ってくれました。

そっか!そうだね。今までジュエリーの展示に追いかけられて、全然それ以外の物作る暇なかったものね。時間は作らなきゃいけないね!

ということで、二人の都合の良い時期、つまり今回の7月に展示をやろうと、その場で決めました。

ただ場所はどうしよう。初めてのアート作品で企画してくれるギャラリーなんてないだろうし、貸しギャラリーだと値段も高いし、でも喫茶店とかじゃ無理だし。。。
なんて二人で、ウーンと考え込んで、ちょっと探してみようねってことになりました。


その次の日、私はインギャラリーの中西美香子さんとご飯に行きました。
インギャラリーは、私が初めて日本でジュエリーの個展をしたギャラリーで、世田谷の閑静な住宅街にある、とても素敵なギャラリーなのです。
中西美香子さんのお母様がギャラリーをなさっていて、彼女自身は年も私と同じくらいでフォトグラファーです。
個展の時以来、とても仲良くなって、展示のDMの写真なんかは彼女がいつも撮ってくれています。

お互い忙しいので、年に数回しか会えないのですが、ちょうどその日が彼女と延期に延期を重ねたご飯の日でした。

家を出る前に私はハッとしました。インギャラリーがある!

すぐさま、鄙里さんに電話をしてみると、「あさぎの個展の時行ったけど、あの空間大好き!あそこで出来たら最高だね!」「そうだよね!ちょっと、話してみるから!」

そして、ご飯で早速その話をすると、

「面白そう!7月にギャラリーが空いているか、母に聞いてみるね。どんなものが出来るか、全然想像出来ないけど、あさぎちゃんの作品、見てみたい!」

と言ってくれたのでした。

そして、後日みかさんから電話があり、

「7月の終わりならギャラリー空いてるけど、それでいいかしら?そして、私がこの展示をキュレーションすることになったから、よろしくね!」

ということで。

なんと3日で全てがセットされてしまった展示なのです。


3日前に、初めて自分がジュエリー以外のものを作りたいと思っていることに気がつき、3日後には展示の日程まで決まってしまっている。

なんとも、物事が決まる時のスピードの早さには驚きです。

躊躇している暇もなく、「やれ!」と神様に背中を押された気持ちでした。

そして、このホームページにも、当初「other works」の欄は無かったのですが、急遽作る事に。

しょうたくんには「other worksに、いかに夢を託しているか、この風船たちからも想像出来ますね!」と言われてしまって、ちょっと恥ずかしい気持ちでした。


さて。何故、陶をやってみようと思い立ったか、展示のコンセプトなども書きたかったのですが、かなり熱っぽいので、ベットに戻ります。笑

まだ作品出来上がっていないので、早く治して、ラストスパートかけたいところです。

偶然の集まり 1

さて。新しいブログで、初めての日記です。

euphoriaとorganic stereoのことを書こうとずっと思っていました。

ずっと、ずっと書きたかったのですが、それは新しいHPが出来てから!と思っていたのです。

euphoriaというのは、私の大好きな日本のインディーズバンドです。そして、organic stereoというのは、euphoriaのvocal&guitar、森川裕之くんのソロ名義です。

そして、何を隠そう(何も隠す必要はないのですが)このホームページは、euphoriaのbass、佐藤昭太くんが作ってくれたのです。(拍手)


去年の秋。

私は大失恋をしました。(突然の展開で、すみません。)

いつか、ものすごい失恋をする日が来るのではないかと高校生の頃から思っていたのですが、心のどこかで予測していたのか、それともそんな事を思っていたからそういう結果になってしまったのか、そこらへんの宇宙の法則は分かりませんが、私がずっと恐れていた辛い恋を経験しました。

とにかくそれで、私は真っ暗闇に落ちてしまい、何も先が見えず、完全に自信を喪失して、自分を責めて、ボロボロになっていました。

不思議なもので、そんな時には誰からも連絡もなく、10日間。

個展の直前で制作をしながら、様々な気持ちに押しつぶされそうになって、書かずにいられず、10日でノート1冊分書いてしまいました。
(辛い気持ちは、どんどん書き出してしまうのです。)

そして、10日目。今でもよく覚えているのです。

mixiのとある音楽コミュからリンクで飛んで、myspaceでorganic stereoを試聴しました。

突然と聞こえて来た子供たちの声。

そして、ギターのフレーズが始まった途端。私は光の中にいました。

child's view という曲。そのままのタイトルの通り、子供の頃のキラキラの世界そのままの音。

私は、その光の中に包まれて、優しい大地に包まれたように、自分が愛されている事、地球がこんなに優しく暖かく美しい場所だということ、そして、この世界に光の子として生まれて来たんだということを思い出しました。

この音楽は神様の贈り物だとしか思えない。

私はその音の中で完全に癒され、闇は消え、自分の中にキラキラの光の粒子がどんどん溜まっていくのが分かりました。

iTUNEでorganic stereoのCDを即購入して、何度も何度も何度も聴きました。

自分の心の光が消えてしまわないように。


そして、organic stereoのmyspaceから、euphoriaのmyspaceに飛びました。

euphoriaのmyspaceには、過去に何度も辿り着いていて、自分の好きな音楽を辿って行くと、ここに辿り着いていたのです。
それに、去年の夏にライブハウスでもらったeuphoriaのフライヤーの写真が印象的で(後に、このHPを作ってくれた昭太くんが撮った写真と分かったのですが)、とてもよく覚えていました。

なので、ここでの再会はかなり強烈なものがあり、euphoriaのCDも即購入。

organic stereoが、横に伸びて行く水平線の音楽ならば、euphoriaは、縦に伸びて行く垂直の音楽。

euphoriaの音楽を聴いていると、頭の上から一本の細い細い糸が伸びて行って、天まで届き、そしてまたそこから何かが降りてくるように感じるのです。

この音楽は祈りだな。といつも思ってます。

上と繋がる感覚が強く強くあります。そしてどこまでも深い青い空のような透明な音です。そして、ただ透明で繊細なだけではなくて、心の激しさもここにはあります。

人は誰でも、「美」に関する自分なりのイメージがあると思うのですが、euphoriaの音楽は、私の中の「美」と強くリンクしていました。

繊細なのに、強くて、透明で純粋で、まっすぐに伸びて行く。張りつめた空気、深い青色。密かな気配。でも内側ではとても激しく。でも、外側はピッと立っている。そこには気品が漂う。

(多分、その品、というのが格段に他の音楽と違うと感じる部分なんではないかと今思いました。)

いきなり自分の人生のテーマソングを見つけてしまったような感じでした。

こんな風に生きていたい。というのは、こんな作品を作りたい。こんな人のためのジュエリーを作りたいというのとも、深く繋がっています。

それからが色々と不思議でした。

偶然が重なって、昭太くんと知り合い、彼が写真家でもあり、ウェブデザイナーでもあることを知って、このホームページを作ってもらうことになりました。

彼は本当に素晴らしいデザイナーで、私が言った事をすぐに形にして見せてくれるので、一緒に仕事をしていて、とても爽快で楽しかったです。


人生は「もしあの時。。。」を辿って行ったらきりがないほど、不思議な偶然の集まりです。

そんな偶然の集まりを、驚くほどいくつも経験している最近なのですが、このホームページもそのうちの一つなのです。

展示が近いのもあり、jewelryのページがまだきちんと出来上がっていないのですが、とりあえず新しいwebsite openです。

これから少しずつきちんとUPしていきますので、よろしくお願い致します。

organic stereo myspace 試聴
organic stereo official website

euphoria myspace 試聴
euphoria official website

web designer 佐藤昭太くんのwebsite